C5210 - 板材 - 輸入材
C5210 (バネ用リン青銅) は、圧延後に熱処理を施してある青銅で、C5191よりも硬度が若干高く、接点バネとしてよく使われる材料になります。
低温焼き鈍しと言う熱処理を行い、材料の製造時からの残留応力を除去した金属でこの処理を行うことによって、いわば癖が少ない均一性のとれた材料になります。
成分
Sn 7.0〜9.0
P 0.03〜0.35
Pb 0.02以下
Fe 0.10以下
Zn 0.20以下
Cu 残り
物理特性
比重 8.8
熱膨張係数 (0~100℃)10-6/K 18.2
熱伝導度 W/(m・K) 63
導電率 %IACS 12
体積抵抗率 μΩ・m 0.144
比熱 J/(kg・K) 377
縦弾性係数 Gpa 110