テルル銅(快削銅-C14500) - 丸棒
リン青銅(C5191B)
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Sn(すず)を3%~9%含む銅合金で、P(リン)を0.03~0.05%添加しています。 展延性に優れており、型打加工もでき、材質は硬い部類の銅合金です。 Pbを添加して被削性を高めた快削りん青銅もあります。 弾性、耐疲労性、耐摩耗性、ばね特性に優れた材料で、ばねはもちろんのこと、歯車などにも使われます。 りん青銅は一般大気雰囲気だけでなく、淡水、海水についてもすぐれた耐腐食性を発揮します。 快削りん青銅などPbを添加していると、この耐食性については悪くなります。 C5191、C5212は「ばね材」に適した材料ですが、特に高性能のばね性が必要な場合は「ばね用りん青銅」が規格にあります。 C5191についてはスズ含有率が5.5~7.0%、C5212については7.0~9.0%の含有率となっています。 スズの増加は金属としての強度を上げますが、導電性の値は低下します。また展延性が必要な場合も、材料そのものが硬いため、Snの量が増えてくるとあまり適さなくなります。 また、りん青銅鋳物は、JIS記号ではCAC502(旧呼称PBC2)などと呼ばれ、Cu-Sn系の成分を基本として、Pを0.03~0.1%を加えた合金で、強度、硬度、耐摩耗性の向上を狙ったものです。 青銅鋳物系に比べると特に硬さに優れた特徴を示します。 また耐磨耗性も良好で、溶湯の湯流れ性もよいことから鋳造性に優れます。
C7941 - 快削洋白
快削洋白(C7941)は、鉛を添加することにより、切削性を向上させた洋白です。鉛の有無で加工性は大きく変わりますが、鉛が入る事によって耐食性が低下します。
洋白(ニッケルシルバー)は銅にニッケルと亜鉛を添加した合金で、銀の光沢が美しく、高い耐食性・耐疲労性を有する合金です。機械的性質においては黄銅より優れ、ニッケルが増すほどばね性が向上し、亜鉛が増すほど強度は高くなります。逆に銅が増えるほど展延性が上がり、加工性に富みます。C7521はニッケル含有率が約18%の18ニッケル合金です。
主な用途は、棒はボルト、ナット、ばね材、電気機器部品、楽器、装飾品、釣り具、模型部品、医療機器、時計部品など幅広く使用されております。